おじさんのブログ

独り暮らしのおじさんの日常

はづき31

人生の区切り

 

起きる。不思議と6時頃に気持ちよく目が覚めた。

洗濯して、ウマ娘ちょっとやって、朝ごはん食べて、乾燥機にぶちこんでから出社

 

本日が最終出社日。

ほぼほぼ荷物整理は終わっていたので、関連部署への挨拶メールを打って、デスク周りを掃除してた。

真っ先に電話が飛んでたのは開発部門の方。

びっくりしたと。そりゃそうだな。昨日評価終わったばかりだもんな。

 

他にもぼちぼちメールが返ってきたりして。

1番世話になった取引先には電話で挨拶した。とにかくびっくりしたのと、すごく寂しいと。そりゃそうだな。現在進行形で何個か仕事お願いしてる状態だからな。

 

メールでも挨拶と引き継ぎ担当者の名前出させてもらったが、すごーく親身になってくれてる感じはした。プライベートでもいいから遊びに来て欲しい、うめぇ鰻食いましょうよ、と。

 

ありがたいね。社交辞令だとは思うけど、わざわざそこまで言ってくれるのは嬉しい。

だいぶご迷惑おかけしてしまったけども。数年前に出張行った時は夜にうなぎ料理のフルコース出してもらって、めっちゃ良い接待してくれたのはびっくりした。ペーペーだったのに。

 

お昼休憩。

食堂で最後の晩餐を食べる。会社でのね。

大して良さそうなメニューではなかったので、そば食べて終わりにした。普通に考えたら150円で何かしらトッピングの乗ったかけそばなんてなかなか食えないから、恵まれてると思う。

 

休憩終えてから、現場の方へ。

今日は新人の頃からお世話になったラインスタッフの兄ちゃんに会えたから良かった。直接お礼を言うことが出来た。

現場の掃除から製品の選別、仕上げ等など。色々教わったな。

 

事務所に戻る前に、今年定年を迎えて再雇用になったおいちゃん先輩に一服すっぞ、って喫煙所に連れてかれた。

 

現場業務の時は本当に頼れる方で、この人と一緒に行けばとりあえず形にはなったんだよね。

現場で使う装置一緒に作る機会があったんだけど、お前さんは他の人よりもセンスがあると。狙い通りの場所に設定できるのはなかなかできないことだぞ、と。

 

お褒めの言葉を頂いた。

かなり嬉しかったな。定年を見送ることが出来たことはせめてもの恩返しになっただろうか。最後に握手をして別れた。

 

事務所に戻って、お菓子配り。

課長から行って、その後はデスクにいる人に順番に。世話になりました、と一言ずつかけながらね。

 

最後に最終引き継ぎということでグループメンバーと集まって引き継ぎ。

担当も決まったから、少し落ち着いた。

引き継げるところはすべて引き継げたはずだ。

 

定時。6年間世話になりました、とメンバーに告げて帰宅。事務所の階段までココ最近世話になりっぱなしだった先輩が見送ってくれた。

もし宣言解除された状態で、まだこっちにいるなら飲みに行こうと。誘うからこっちにいたら来てや、と。

 

最後の最後まで愚痴ひとつ言わずに見送って頂けた。言いたいことは沢山あると思うのに。

 

懐の広さを知った。

おじさんも見習うべきところだと思った。

誇れる先輩になれるかわからないけど、次の職場で後輩が出来たら、先輩のように接していきたい。

 

色々な思いを噛み締めながら帰宅。

 

 

仕事してる時はさっさとやめてぇな、と思ってたけど、いざ辞めるとなるとなかなかナーバスになってしまう所は、まだ中途半端なのか、性格なのかわからない。

 

 

お世話になった先輩方の顔を思い出すと、本当にこれでよかったのだろうか、と心の片隅で思うことはある。

 

それでも、後悔はしない。きっかけを作ってくれたのは父だけど、選んだのは自分だ。

 

自分が選んだ道なんだから、誰のせいにもしないし、進んでいくしかない。

 

本当にありがとうございました。

 

 

ということで、社会人生活の1つ目の節目を迎えました。

 

明日、9月は丸々1ヶ月有給消化なので、実質ニート生活になります。

お腹が出てきているので、そこを改善しようと思う。成長はさせないように。

 

 

あと、明日はお仕事お疲れ様でしたセルフパーティということで、旅館を確保してます。

美味しそうなご飯の写真をお楽しみに。

 

 

…宣言でちゃってるから観光施設多分全部閉じちゃってるんですよね。ゆっくりの出発でいいか。